くらら工房の会社名は、
「和やかに暮らす、健やかに暮らす、楽しく暮らす」
をコンセプトに「暮楽楽=くらら」としました。
私達の (株)くらら工房 は社員・パート社員合わせて総勢10名の、「超零細企業」です。家庭を持った女性が多く働いており、独身者は一人だけ。社員の子どもや孫を合わせると33名…少子化どこ吹く風の子沢山。そんなスタッフが未来を担う子ども達のために考えることは「健康に配慮した住まい」。そのためには「住む人に優しい素材」を選ぶことが大切と考えています。
くらら工房としてはスタートして10年以上が経ちました。
世間ではローコスト住宅や大手ハウスメーカーの高額な規格住宅が幅を利かせています。そんな中、私たちの建てる家を「これは素晴らしい本当に良い住まいです」と、どんなに口でご説明してもなかなかお客様には理解していただけない、ということを痛感してきました。そこで、とにかく本物の木の家、「頑丈」で「安全」「健康」にこだわった「家」を実際に目で見て、手で触っていただきたい!と考え、“社長のお婆ちゃんの家”をモデルハウスとして建てました。
姉妹会社である㈱オーセンティックハウスの時代から数えて、20年以上。年間の建てる棟数はせいぜい多い年でも年間30棟くらいが限界でした。スタッフが少ないので当然工事もギリギリの人手でやっているので、いつもバタバタと忙しい。だから絶対クレームの少ない家造りをすることが一番!と考えてきました。
そのため、基本の部分、つまり見えなくなる部分(地盤や基礎・構造)には当初から手間を掛け、たとえ工期が長くなったりコストが高くなったりしたとしても、しっかりとした建物を造らなくては…そんな熱い想いのスタッフや職人さんたちに支えられて今日まで続けてまいりました。
くらら工房がもう1つ大事にしていること。
アフターメンテは何が何でもお客様にご迷惑をお掛けしないよう、細かにフォローしていくこと。とはいえ、目が行き届かなかったり、手が届かずにお客様にご迷惑をおかけし、叱られることもたまにはあります。
大手ハウスメーカーのように年間何百、何千棟という大量の「家」を建てることは出来ません。それはお客様おひとりおひとりを疎かにしてしまうことになりますから。建てる家の「数」ではなく、お客様の喜びの「多さ」や信頼の「深さ」にこだわり続けていきたいと考えています。そしてそれが会社の本当の「信用」につながると思っています。